個別指導塾の学習空間、静岡東部エリアのモチヅキ☆ヤスヒロです!
素敵な再会がありました。
僕が、山梨エリアにいたころの生徒です。
中1から中2にかけて指導していましたが、
僕が、静岡エリアへ移動になったので、卒業まで彼女に寄り添ってあげることができませんでした。
「突然、メールすみません。近況報告をしたいのでお逢いできませんか?」
そんなメールを昨年末、彼女がくれました。
僕が静岡に移動して以来、ほとんど連絡をとっていなかったので、懐かしさと驚きが入り混じった気持ちになりました。もちろん、うれしかったです!
8年ぶりに逢った彼女はすっかり大人になり、素敵な女性に成長していました。
そして、今年大学を卒業して、4月から学校の先生になるとのことです。
同業者になるということなので、僕の経験と知識を総動員して、彼女に伝えたいことを話しました。
彼女は、そんな僕の「知ったかぶりの教育論」にも笑顔で「ウンウン」と頷いて真剣に聞いてくれました。
どうやら、しばらく逢わないうちに社交辞令も学んだようです。(笑)
僕の「知ったか話」や「昔話」に花を咲かせていると
彼女がふとこんな話をし始めました。
先生に教えてもらっていた頃、私が、自分で解いた問題のマルつけをしようとしたら、赤ペンのインクがなくなってしまった時があったんです。そしたら、その時先生が、「これ使いなよ」って言って私に先生の赤ペンを貸してくれたんです。
そして、その日の学習が終わって赤ペンを先生に返す時、「このペンとっても使いやすかったです!ありがとうございました!」と私が言うと、先生が「でしょっ!じゃあ、あげるよ!」って言って私にその赤ペンをくれようとしたんです。
私はそのころ恥ずかしがりやで、素直にもらえなくて、もらうのを躊躇していると、
先生が、「そのかわり、成績が上がらなかったら5万円で買い取ってもらうよっ!」って言ったんです。
私、その言葉ですごく気が楽になって遠慮なくその赤ペンをもらうことができました。その時の先生のセリフがとっても気が利いていて、素敵で今でも忘れられないんですよ!
と、、、
この時点で大分、上機嫌で”どや顔”の望月先生でしたが、(笑) (下ピクチャー参照)
彼女はさらに話を続けました。
↓ 教え子のいい話にご満悦で”どや顔”の望月先生(イメージ図)

私、先生から赤ペンをもらったのがとっても嬉しくって、使うのがもったいなくて、ずっと使わずに筆箱の中にしまっておいたんです。でもその赤ペンはとっても使いやすくて気に入っていたので、自分で同じものを買って使っていたんです。
今でもその赤ペンを買い続けて使っているんですよ。先生からもらった赤ペンは、高校入試、大学入試、採用試験には必ずもっていってお守りにしていました。そして今でも私の筆箱の中にはあの時先生からもらった赤ペンが入っています。
私もこれから子供達にこの赤ペンで指導していきたいと思います。
と、、、、
もう耐えられません。涙腺崩壊です。(下ピクチャー参照。)
↓ 教え子の心揺さぶる話に涙をこらえる望月先生(イメージ図)

僕はロックスターでもプロスポーツ選手でもアイドルでもありません。
彼らのように、その作品やプレーやルックスやその存在だけで子供達を感動させることはできません。
ただそのかわり、子供達との触れ合いの中で、僕の“生き様”や“この仕事にかける想い”や“生徒達にかける想い”で子供達を感動させたいと思っています。
最後に彼女が本日一番の社交辞令でこんなことを言いました。
いつか一緒に先生と子供達の指導がしたいな、、、
と、、、、
もはや、嗚咽の段階です!(下ピクチャー参照)
↓ 教え子の優しい癒しの言葉に嗚咽する望月先生・中央(イメージ図)

彼女の言葉を聞いて、僕は心の中でこう叫びました。
いや、君の志は僕が教育業界に入ったときよりはるかに崇高だし、教育者に一番重要な子供達への熱い想いと優しさを誰よりも持っている!
きっと、僕なんか足元にも及ない素晴らしい先生になると思うよ!
と、、、、。
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